オウチダイスキ

起きたときから「帰りたい」って思うアレに悩まされてる

いま最も忌むべきもの、梅雨

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7月って梅雨終わりじゃないんですか?

 雨が嫌いだ、湿度が高いだけで嫌だ。ましてや梅雨なんて。

肌に何とも言えぬ気持ち悪いベールが張り付いてくるようなあの感じ、不快極まりない。

ワタシの愛する故郷、北海道では、梅雨なんてもの存在しなかった。 この時期になれば多少雨の機会は増えたかもしれないが、週間天気予報が雨と曇りで埋まってしまうなんて異常な絵面は基本的に見られなかった。 そもそも湿度が低い。夏の暑さはカラッとした日差しの、肌が焼けるような気持ちよい暑さだった。

ところが東京はどうだ。灼熱どころか蒸し風呂の気分だ。変にしっとりした空気が部屋や洗濯物を湿らせてゆくし、ご立派に気温までも北海道よりずいぶん高いせいで呼吸がしづらい。

最近毎朝外出が億劫だ。ベットで目を覚ました瞬間、少し開けたままにしている窓から雨が屋根を叩く音がよく聞こえてくるのだ。「今日も雨だ……」アァ!なんて最悪な目覚め!

 

女子大生には切実なの

 湿気が嫌いないくつかの理由のうち、最も大きなものはやはり自分の髪質だ。端的に言って癖毛だ。細くなく、サラサラでもない。朝必死にブローで形を整えスプレーで固めてきても、湿気という魔物は非情にもワタシの髪のボリュームを上げ、毛先をあちらこちらに遊ばせてしまう。雨が直接髪に触れるか否かはもはや問題ではない。湿度が高いという絶対的事実だけで無力な我が髪の毛はもう逆らえない。

仮にも女子なのだ。髪が長いのだ。癖が出てしまうと見た目がガラリと変わるのだ。こんな変な髪形、誰にも会いたくない!

 

如何に楽しむか

 輝く女子が使いそうなアプリで、雨の日を楽しくするコラムを読んだ。要は、雨の日限定のお洒落コーデを決めてしまえば出かけるのが楽しくなるよね、という話。 確かに最近のレインコートやレインブーツは見た目に凝っていて普段使いのお洒落アイテムと引けをとらない物も多い。雨の日はこの靴とこのコート!って可愛いものを用意しておけば外出する気も起きるかもしれない。マァ納得かな。と、は、い、え。たぶん買わない。

 

 

 云々かんぬん考えていたけれど結局、ワタシの髪質がサラサラ直毛で顔が超絶可愛らしくてスタイルがよかったとしたら、ジメジメがいくら不快でも突然の通り雨に服がべちょべちょになっても、きっと梅雨は嫌いじゃなかったと思う。見た目に自信があれば、周りのコンディションなんてどうでもいいはず。人生が楽しくて仕方ないような、 可愛い女子大生になりたい。(梅雨による鬱)